現実逃避したい時に日帰り旅行でおすすめのスポット

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日常生活をあくせく生きていると、現実逃避したくなることが多々ありますよね。たとえば、仕事で上司から理不尽に叱られた時や子育てがうまくいかなかった時などです。そんな時は、気分転換の為に日帰り旅行に出かけてみると良いでしょう。

そこで、ここでは気分を一新できるような日帰り旅行でおすすめのスポットを紹介します。

『女子旅で日帰り旅行をする際に気を付けておきたいこと』

あしかがフラワーパーク

現実逃避したい方におすすめのスポットといえば、栃木県にある「あしかがフラワーパーク」が挙げられます。

こちらは、東京駅周辺から片道でおよそ2時間でアクセスできるので日帰り旅行にもってこいのスポットです。

広い敷地内には四季折々の美しい花々を堪能できるのが最大の魅力です。そのあまりの美しさから、「あしかがフラワーパーク」は「世界の夢の旅行先」として日本から唯一選出されたこともあります。たとえば、冬の季節は冬牡丹や梅紅梅、春の時期は桜やチューリップ、夏はアジサイや花菖蒲、秋はバラ、アメジストセージなどの植物を観賞することが可能です。

広い敷地に一面に花々が咲き誇る光景は、圧巻という一言に尽きます。また、「あしかがフラワーパーク」には樹齢150年の大藤があることでも知られています。大藤や白藤のトンネルは夜になるとライトアップされて、幻想的な光景を堪能できるのも魅力です。

美しい花々以外にも、「あしかがフラワーパーク」では冬季になるとイルミネーションを楽しめることでも有名です。イルミネーションのスケールがとにかく大きく、広大な敷地内で様々なデザインの作品を観賞できます。色鮮やかな世界に包まれることから、日常の憂さを忘れて現実逃避ができますよ。

報国寺

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東京から電車ですぐにアクセスできる神奈川県の鎌倉も日帰り旅行におすすめです。鎌倉といっても様々な名所がありますが、特に報国寺は現実逃避をするのにうってつけと言えるでしょう。この報国寺とは、1334年に仏乗禅師が開山した臨済宗建長寺派のお寺のことです。

仏乗禅師は寺の敷地内に茶席「休耕庵」を建てて、余暇として詩作を楽しむなどして穏やかな生涯を過ごしたと言われています。この報国寺は別名「竹寺」とも呼ばれていて、境内にはおよそ2千本もの孟宗竹が天高くそびえているのが特徴的です。

境内に一歩入ると周囲は竹に囲まれていて、自動車の騒音や人の話し声も一切聞こえない静かな空間が広がっています。聞こえてくるのは竹の葉擦れの音だけで、まるで別の世界にワープしたかのような雰囲気を体感できます。

美しく凛とした佇まいの竹林を眺めていると、自然と肩の力が抜けてリラックスできますよ。休耕庵では抹茶を淹れてくれるので、竹林を眺めながらゆっくりとお茶を楽しむことも可能です。また、鎌倉にはオシャレなカフェや雑貨店も多いので、海の香りに癒やされながらショッピングを楽しむのも良いでしょう。

彫刻の森美術館

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神奈川県にある彫刻の森美術館も現実逃避したい時におすすめの名所です。こちらは、1969年に自然と芸術の調和を目的に創設された国内初の野外美術館です。広大な敷地内には、数えきれないほどにたくさんの野外彫刻やアートが設置されています。

たとえば、ヘンリー・ムーア作の「横たわる像」、伊藤隆道作の「16本の回転する曲がった棒」、流政之作の「風の刻印」などです。また、ロダンをはじめミロなど美術の授業で習ったことのある巨匠の作品も展示されていて、見ごたえ満点です。

園内は山に囲まれた緑豊かな場所にあるので、散策気分で楽しむことができますよ。その他にも、ピカソの作品が300点ほど展示されているピカソ館などもあり、芸術を大いに満喫できるのが魅力的です。彫刻の森美術館で展示作品を見ながら散策していると、足が疲れてしまいますよね。

美術鑑賞に夢中になるあまり、気づけば何時間も歩いていたということもあります。そんな時におすすめなのが、足湯です。美術館内には源泉かけ流しの足湯があり、お客さんから好評を博しています。足湯の近くには足を拭くためのミニタオルが100円で販売されているので、ハンカチがなくても気軽に楽しめますよ。

ミニタオルにはお洒落なイラストがプリントされているので、お土産として購入してみるのも良いでしょう。

国立新美術館

日々の仕事を忘れてゆっくりと過ごしたい方には、「国立新美術館」もおすすめです。美術館と聞くと絵画などを展示しているスポットとイメージする人は多いことでしょう。しかし、「国立新美術館」では一切、絵画などのコレクションを所有していないのが特徴的です。

広大な展示スペースを生かして、美術に全く興味がない人でも楽しめるように様々な企画展を定期的に開催しています。そのため、気軽に出かけて作品を鑑賞できるのが魅力といえるでしょう。

また、国立新美術館は、これまで数多くの博物館や空港などを手掛けた黒川紀章氏によって建てられました。そのため、建物の形がとてもお洒落で個性的なのが特徴的です。たとえば、建物の外壁がガラス張りである上に、カーテンが波打っているかのようなデザインになっています。

さらに、自然光やライトが当たる角度などを計算して作品を展示しているので、フォトジェニックな写真を撮影できるのが魅力です。

サンシャイン水族館

動物が大好きだという方におすすめなのが、東京都の池袋にある「サンシャイン水族館」です。こちらは、およそ750種類の海の生き物が展示されている水族館のことです。数ある生物の中でも特に人気を博しているのが、屋外エリアで飼育されているペンギンでしょう。

ペンギンが生活している水槽は、頭上に大きくせり出して配置されているのが特徴的です。そのおかげで、お客さんは下から水槽の中を泳ぐペンギンを見ることができます。ペンギンは勢いよく泳いでいくので、下から見るとまるで頭の上を飛んでいるかのような感覚を味わうことができますよ。

さらに、地上2メートルほどの高さに設置されているドーナツ型の水槽では、アシカを真下から観賞することも可能です。頭上で楽しそうに泳いだり、その場でぐるぐると回ってみたり、人間たちを不思議そうな顔で見下ろしたりするアシカの姿は、かわいいの一言に尽きます。

その他にも、サンシャイン水族館にはクラゲの水槽もあります。水槽はトンネル型になっていて、クラゲがフワフワと水の中で漂う不思議な光景を目にすることが可能です。夜になると幻想的にライトアップされて、さらに美しい景色を楽しめます。